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wi-fiルーターの置き場所一軒家ならここ!快適・速度アップのテクニック

2025年06月01日

「wi-fiが届かない部屋がある」「電波が弱くてオンラインゲームが楽しめない」

自宅でのwi-fi環境に満足できていない方は多いのではないでしょうか?

一軒家では電波の届き方にムラがあり、インターネットに接続できない部屋や通信速度が遅い部屋が出てきてしまいがちです。

そこで、今回の記事では一軒家でのwi-fiルーターの理想的な置き場所について解説します。

wi-fiルーターの置き場所一軒家ならここ!快適・速度アップのテクニック

wi-fiルーターの基本知識

wi-fiルーターとは、家の中で使っている複数のネットワーク対応端末を、無線でインターネットに接続できるようにする機器です。

各端末からケーブルで繋ぐ必要がないため邪魔な配線がなくすっきりし、ケーブルが届かなかった場所でもインターネット利用が可能になります。

また、スマホ、テレビ、タブレット、ゲーム機など、あらゆる端末が無線で便利に繋がり、家族で複数の機器を同時に接続することも可能です。

一軒家特有のwi-fi課題とは?

テレワーク、オンライン授業、動画視聴、オンラインゲームなど、現代は家庭の中でもwi-fiなしには生活できません。

多くの家庭で据え置き型wi-fiルーターを設置してインターネット環境を整えていますが、一軒家ならではの問題も少なくありません。

一人暮らしの部屋に比べて広い一軒家の場合、通信速度の早い光回線を導入していても、電波が届かない部屋や通信速度が遅く感じる部屋ができてしまうことがあります。

特に夕方から夜間にかけて利用者が多い時間帯では、通信速度が遅くなったりインターネットが切れやすくなったりなどの問題が発生しがちです。

一軒家でのwi-fi問題の原因は?

一軒家で感じやすいwi-fiの問題点の原因として、以下が考えられます。

・壁や天井が障害となっている

wi-fiルーターの置き場所から部屋が離れている場合、または階が違う場合、壁や天井が障害物となって電波を遮断している可能性があります。

・wi-fiルーターの利用範囲が狭い

wi-fiルーターの電波が届く範囲は、屋内では直線で100m程度と言われています。

しかし、実際には家具や壁などの障害物により、実際の利用可能範囲は100mよりもかなり狭い可能性があります。

平屋や離れなどでwi-fiルーターからの物理的な距離が長い場合、wi-fiの利用範囲の圏外になってしまいます。

・高低差による影響を受けている

wi-fiルーターが発する電波は水平方向に広がりやすく、高低差に弱いという特徴があります。

そのため、1階にルーターを設置していると、2階まで届く電波は弱くなってしまうことがあります。

また、都会の狭小住宅のように3階建てや4階建ての住宅の場合は、電波が全く届かないというケースもあるでしょう。

wi-fiルーター理想の置き場所とは?

一軒家の建築やリフォームを計画している人の中には、事前にwi-fiルーターの置き場所を決めておきたい人もいるでしょう。

一軒家では、どこにwi-fiルーターを置くのが正解なのでしょうか? 

ここからは一軒家でのおすすめの置き場所を紹介します。

家全体で快適にインターネットが使用できるよう、ぜひ参考にしてください。

wi-fi機器を使う頻度が高い部屋に設置

電波はwi-fiルーターから近いほど強く、遠いほど弱くなる性質があるため、wi-fiを使うことが最も多い場所にルーターを置くのが合理的です。

リビングはwi-fiルーター置き場として人気の高い場所ですが、リビングは家の中心であり家族が最も集まる場所でもあります。

リビングの大きなテレビで配信の映画を視聴したり、家族それぞれがスマホやタブレットを使ったりする機会も多いので、wi-fiルーターの置き場所に適しています。

テレワークやオンライン会議が多い方はホームオフィスに、子供のオンライン授業やオンラインゲームがメインの場合は子供部屋の近くに置くのも良いでしょう。

2階建ての住宅では居住のメインフロアに

2階建ての住宅の場合、wi-fiルーターを1階に置くか2階に置くかで悩む方は多いでしょう。

基本的な考え方は、上記と同じでwi-fi機器を使う頻度が高い場所に置くのがベスト。

1階にリビングがある場合は1階に、2階にリビングがある場合は2階に置くと良いでしょう。

また、階段の近くや階段の途中に置くと、建物全体に電波が届きやすくなります。

3階建て以上の住宅では中央階に

3階建てや4階建てなどの階数の多い住宅などでは、wi-fiルーターはなるべく中央階に置くのがベスト。

3階建てなら2階の階段付近、4階建てなら2階か3階の階段付近に置くことで、建物全体に電波が届きやすくなります。

電波が届きにくい場合は、wi-fiの電波を拡張してくれるエクステンダーやリピーターの導入も検討してみましょう。

障害物の影響を受けにくい場所

電波はwi-fiルーターを中心に360度全方向へ発信されます。

電波の進む方向に電波を通しにくい壁、家具、家電などが多いと、電波が遮断され家の隅々まで届かなくなってしまいます。

特に気を付けたいのが電磁波を出す家電です。

テレビや電子レンジなどから出る電磁波が、wi-fiルーターから発信される電波に干渉してしまうことがあるので、テレビや電子レンジからは離れた場所を選びましょう。

また、スチール製の本棚やパソコンデスクも、電波を遮断する可能性があるため要注意です。

wi-fiルーターの置き場所を工夫して快適なネット環境を作ろう!

家庭でのwi-fiに関するトラブルは、wi-fiルーターを設置している場所が原因で、電波障害が起こっているケースが少なくありません。

一軒家で家族全員がストレスなくインターネットを使用できるためには、家全体に効率的に電波が届くようwi-fiルーターの置き場所を工夫しましょう。